歯の健康と幸福度の意外な関係!?

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こんにちは、MONです。今日は「歯の健康と幸福度の意外な関係」についてお話しします。

前回の記事では「正しい歯ブラシの仕方と保管方法」について解説しました。実は、歯を大切にすることは虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、人生の満足度そのものにも関わっているという調査結果があります。今回はその関係について見ていきましょう。

8020運動

「8020(ハチマルニイマル)運動」は、80歳で20本の歯を保つことを目標に、1989年から進められている歯の健康づくり運動です。運動が始まった当初、達成率はわずか7%程度でしたが、厚生労働省の令和6年(2024年)歯科疾患実態調査の速報値では、8020達成者は推計61.5%に達しました。多くの人が、年齢を重ねても自分の歯を保てる時代になりつつあります。

歯が残っている人ほど「生活が楽しい」と感じている

ライオン株式会社が行ったアンケート調査によれば、8020を達成した人は、達成できなかった人に比べて、食べることだけでなく日常の生活行動全般を「楽しい」と感じている人が多いという結果が出ています。

また、8020運動を推進する立場の歯科医師からも、臨床の現場で同様の実感が語られています。歯を失った患者さんから「歯がないと、食べ物の味がしなくなる」「何を食べても美味しくない」という声が聞かれることがあり、歯は健康だけでなく、人生の楽しみや尊厳にも関わっているという指摘があります。

「噛める」ことがもたらす広い影響

歯やお口の健康は、「食べる・話す・笑う」という日常の楽しみの多くを支えており、口腔トラブルを抱えると美味しく食事ができなかったり、楽しく会話ができなかったり、素敵な笑顔を作りにくくなったりと、日々のちょっとした場面で気持ちが後ろ向きになりやすいとされています。さらに、歯の本数や噛む力といった口腔機能の低下は、バランス感覚の乱れによる転倒リスクや認知症リスクの上昇、心身が衰える「フレイル」とも関係が深いことがわかっています。

つまり、「よく噛めること」は、食事の満足感だけでなく、会話や表情、日々の活動量、ひいては人生全体の充実感にまで波及していくということです。

まとめ

  • 8020運動は「80歳で20本の歯を保とう」という運動で、達成率は年々上昇している(令和6年速報値で61.5%)
  • 8020を達成した人は、達成できなかった人に比べて日常生活を「楽しい」と感じている人が多い
  • 歯の本数や噛む力の低下は、転倒リスクや認知症リスク、フレイルとも関係が深い

歯を保つことは、単なる「口の中の健康」にとどまらず、日々の食事や会話、表情、そして人生全体の満足度にまでつながっています。前回紹介した「正しい歯磨きの仕方」と「歯ブラシの保管方法」は、その第一歩です。今日からの小さな積み重ねを、ぜひ大切にしてみてください。


参考:

  • 8020推進財団「これからの8020」
  • 長浜歯科医院「『8020運動』のその先へ:健康寿命と口腔ケアの深い関係」
  • 日本橋グリーン歯科「8020運動とは?現状から見える『歯を守ることの大切さ』」
  • Lidea by LION「大人の歯は何本あれば大丈夫?永久歯の本数とおいしい食事の関係」
  • AXA「歯周病や大人虫歯対策が人生100年時代の満足度を左右する!?」

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