お口のクリーニング! スケーリングとPMTCの違いを徹底解説

歯の基礎あれこれ

こんにちは、MONです。今日は「お口のクリーニング」、特に「スケーリング」と「PMTC」の違いについて詳しくお伝えします。

先に結論からお伝えすると、スケーリングは歯石を取り除く「治療」で、歯周病の検査結果などにもとづいて行う場合は保険診療の対象になります。一方PMTCは、歯垢や着色汚れをしっかり除去する「予防のためのケア」で、基本的に自費(自由)診療です。目的も費用もちがうので、「自分はどちらを受けたらいいの?」と迷ったときの参考にしてくださいね。

スケーリングとは?

スケーリングは、「スケーラー」と呼ばれる専用の器具(超音波タイプや手用タイプ)を使って、歯や歯周ポケットの中についた歯石をこそげ落とす処置です。歯周ポケットの深いところの歯石まで丁寧に取っていく処置は「スケーリング・ルートプレーニング(SRP)」と呼ばれて区別されています。

歯周病の検査結果にもとづいて行う場合は保険診療の対象になり、自己負担3割の場合は数百円〜数千円程度が目安です。1回20〜30分ほどで終わることが多く、だいたい3ヶ月に1回くらいのペースで受けるのが目安とされています。

こんな人に向いています:歯石がたまりやすい人、歯茎の腫れや出血が気になる人、歯周病の治療・管理をしている人。

PMTCとは?知っておきたい予防のプロケア

「PMTC」という言葉、実はまだあまり知られていないかもしれません。PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具や研磨ペーストを使い、歯垢(プラーク)や着色汚れをバイオフィルムごと徹底的に除去するプロフェッショナルケアのことです。

スケーリングが「すでに石灰化した歯石を取り除く」処置なのに対して、PMTCは歯石になる前のやわらかい歯垢を、自分では磨きにくい歯と歯の間や歯周ポケットの浅い部分まで含めてきれいにしていくのが特徴。虫歯や歯周病の「予防」に重点を置いた処置です。コーヒーや紅茶、タバコなどによる着色汚れもすっきり落とせるので、見た目のツヤ感アップにもつながります。

このPMTCという考え方は、1970年代にスウェーデンで生まれたもの。定期的なプロのケアが虫歯や歯肉炎をぐっと減らすことを示した研究がきっかけになり、世界中の予防歯科の考え方に大きな影響を与えたと言われています。

PMTCは基本的に自費(自由)診療で、料金は数千円〜3万円程度、時間も30〜90分ほどとスケーリングよりじっくり行われることが多いです。

こんな人に向いています:歯周病リスクが気になる人、歯並びが複雑で自宅でのケアが行き届きにくい人、着色汚れが気になる人、保険診療の範囲を超えてしっかり予防ケアをしたい人。

スケーリングとPMTC、結局どっちを受ければいい?

どちらか一方を選ぶというより、目的によって使い分けるのがおすすめです。歯石がついている、歯周病の治療が必要という場合はまずスケーリングを。歯石はそれほどついていないけれど、着色や磨き残しが気になる、予防にしっかり力を入れたいという場合はPMTCが向いています。歯科医院によっては、スケーリングとPMTCを組み合わせたメニューを用意しているところもあるので、迷ったときは歯科医師や歯科衛生士に相談してみてくださいね。

まとめ

スケーリングPMTC
主な目的歯石を取る歯面をきれいに磨く
主に取るもの歯石・硬くなった沈着物プラーク・着色・バイオフィルム
方法スケーラーなどで除去専用のブラシ・ラバーカップ+研磨剤
特徴歯周病治療・予防の基本虫歯・歯周病予防、爽快感
痛み歯石の付き方によっては痛むことも比較的痛みが少ない

ちなみに甘いもの、粘つく食べ物は、歯垢がつきやすくなるので、程々にした方が良いかもしれまいです。日々の歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯医者さんでクリーニングも行いましょう。

歯を大切にして、笑顔の日々を送りましょ〜!

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